文春文庫<br> 誰も書かなかったソ連

文春文庫
誰も書かなかったソ連

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167212018
  • NDC分類 302.38

出版社内容情報

モスクワ特派員の妻として、当地で三年間を暮らした著者が、衣食住をはじめとして、ソ連の庶民生活をタマネギ一つの値段にこだわるところから描きだした異色ルポ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろびん

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生活面が強く、まさに主婦の目線といったところか。2016/05/31

ゐ こんかにぺ

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「喪失の国、日本」のB面を見てるような感じ。生活面は割とほんとうだと思うので、そのへんはお勉強がてら。2015/07/08

seicoro

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☆☆☆☆ 1966~69年、ソ連に暮らした女性のノンフィクション。 その時代、誰も知り得なかった大国ソ連の内実を語る。2010/08/01

turutaka

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主婦の目線であの時代のソ連を描写している。ある意味イデオロギーの外側にいるからこそのフラットな視線での文明批評なのでそれはとても貴重なモノだ。結局のところ主婦の目線からは社会主義の高貴な目的もズタボロに映るのが面白い。まずは腹いっぱいに飯を食って、社会インフラが整わないと革命も生活もあったもんじゃない。 では今の日本を外国人のフツーの主婦(これはすでに死語かも知らんが)が描写したら、どんな料理になるのだろう。おそらくこの本と同じくらい悲惨なことになるのではと思う。2023/07/31

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刊行年からは分かりづらいが1966〜69年に日本大使の妻としてソ連モスクワに3年間滞在した女性の手記である。身構えることなし。少しでもソ連に興味がある人なら(たとえそれが社会主義的なものであれソ連市民の変わった社会文化を面白おかしく捉えたい所謂共産趣味的なものであれ)絶対に読むべき1冊。今、当時のソ連の実情をありのまま知ることは意外と難しい。ネットには「おそロシア」のようなソ連を揶揄するようなテンションで書かれたものや政治的側面に偏りすぎてモスクワ市民が実際のところどんな姿だったのかを伝える気はないもので2019/05/01

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