文春文庫<br> 貧乏だけど贅沢

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文春文庫
貧乏だけど贅沢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167209186
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人はなぜ旅をするのか? 井上陽水、阿川弘之、群ようこ、高倉健など、全地球を駆けめぐる豪華な面々との優雅なるダイアローグ。

内容説明

いきなり空港へ行ってから、そこで初めて目的地を選び、切符を買うと語る井上陽水。群ようこのアメリカ初体験は下着モニターだった。高倉健が理想とする死に場所とは…。人はなぜ旅をするのか。なぜ旅に惹かれるのか。常に考え続ける著者が、旅における「贅沢な時間」をめぐって十人と語り尽くした対談集成。

目次

森の少女とカジノの男(井上陽水)
贅沢な旅(阿川弘之)
十年の後に(此経啓助)
死に場所を見つける(高倉健)
旅を生き、旅を書く(高田宏)
出発の年齢(山口文憲)
終わりなき旅の途上で(今福龍太)
だから旅はやめられない(群ようこ)
ラテンの悦楽(八木啓代)
博奕的人生(田村光昭)

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年、東京都生まれ。70年に横浜国立大学経済学部卒業。若きテロリストと老政治家の、その一瞬までのシーンを積み重ねることで、浅沼稲次郎刺殺事件を描ききった『テロルの決算』で79年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『一瞬の夏』(81年、新田次郎文学賞)、『凍』(2005年、講談社ノンフィクション賞)など常に方法論を模索しつつノンフィクションに新しい地平を開いてきた。2003年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

510
対談集かぁ、苦手なんだよなぁ。わたしの興味は筆者に向いているのであって、対談相手にではないので…おそるおそるページを開くも、そんな懸念は早々に砕かれた。冒頭から井上陽水さん、阿川弘之さん、高倉健さんとの親しい対話に激しいブローをくらう。中でも健さん(それほどよく存じ上げてなかったが)の丁寧な物腰と沢木さんへの温かい目線に胸アツ。読み終わった今、マカオ&香港、ハワイへの再訪を熱望、ポルトガルもいつかきっと。麻雀覚えたいが、その前にチェスも。人生はまだまだやりたいことで満ちている。2022/01/12

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

41
旅人沢木耕太郎が、旅の達人たちと語り合った旅にまつわる話の対談集。井上陽水、高倉健、阿川弘之、群よう子などの有名な人から、知る人ぞ知る達人たちも。ギャンブルの話も多く、私は全くギャンブルに興味がないので、その辺りは、あまりよくわからなかった。2015/08/16

常磐条

37
『不自由であることが未来に向けての贅沢な時間を鍛え上げる(略)たぶん、旅における贅沢な時間とは、必ずしも金で買えない何かなのだ(あとがきより)』『(深夜特急の旅を振り返って)移動していくと、子供と老人だけじゃないですか、旅人と関わってくれるのは。まっとうな仕事を持った人とは忙しいから関われない(略)暇な青少年と老人にかまってもらっただけで、その国のことは何もわからなかった。飯の味や、土地の匂いくらいでね。僕にわかったのは、何もわからなかった、ということですね。(本文、此経啓助との対談より)』2016/01/15

Y2K☮

33
対談集。先日読んだ「波の音が消えるまで」の原点を見出し、思わぬ形で答え合わせ。井上陽水「氷の世界」の「窓の外にはリンゴ売り」に抱く著者のイメージがらしさ全開で笑った。此経氏の名言「すべてはどうでもいい」(奇しくも柴田元幸氏の座右の銘と一緒)の意味が最近うっすらと視えてきた。要は変な言い訳をせずに今この時を全力で楽しむと。群氏も云っている通り、本来旅は危険を伴うもの。でもそれは日常生活も同じ。そして改めて実感した。シンクロ率の高い相手から自分でも思わぬ言葉を引き出して貰える喜びは独りでは決して味わえないと。2018/08/18

yokmin

23
旅に関する対談集ながら、最も印象に残った個所は、沢木ー阿川弘之の次の部分。 沢木:「以前、淀川長治さんとお会いしたときに、もし淀川さんから映画を引いたら何が残りますかって訊いたら、お前は顔に似合わず残酷なこと訊くねと言われました(笑)」 ところで、対談の中で阿川さんが触れている「南蛮阿房列車」を読みたくなった。2022/02/03

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