出版社内容情報
ただの象は空を飛ばないが、四千二百五十七頭の象は空を飛ぶかもしれない……。「方法」と真摯に格闘しながら書き、旅に暮す日々
内容説明
ただの象は空は飛ばないが、四千二百五十七頭の象は空を飛ぶかもしれないのだ…。事実という「旗門」から逸脱しないことを自らに課してノンフィクションを書く。最後の一人になっても住んでいたいとの念を抱いて東京に暮し、熱に浮かされるように旅に暮す。さまざまなフォームで、滑走を試みた十年間の記録。
目次
旗門と逸脱―書く(そこから始まる;死ぬ、生きる;「情報」の洪水の中で;私だけの教科書 ほか)
勉強はそれからだ―暮す(ラジオからの声;不意の声;体の奥からの声;文章の中の声 ほか)
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