文春文庫<br> 流星 〈下〉 - お市の方

文春文庫
流星 〈下〉 - お市の方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167200114
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

天下を狙う兄織田信長と最愛の夫浅井長政は、ついに激突した。お市の心ははげしくゆれ動く……。戦国の世、苛烈な運命に耐えつつ生きた美貌の女人その波瀾の生涯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅香@新刊購入まで積読消化あと4冊⭐︎

30
信長、斃れる。一気に軋むパワーバランス。お市は何を選択するのか。。勝ち目はまだあるとして再び嫁ぐ覚悟の布石として一手を打つ。生きるために忍ぶのではなく生き延びるための選択。一途な女達の思いとは裏腹に長いものに巻かれる男達。その裏切り、企みが際立った。やるかやられるかの戦国の世。親、兄弟、家族という形も信頼の証とはならない時代に凛として、そして悠々と信念を曲げずに生きたのはお市と柴田勝家だけかもしれない。3人の娘を生へと解き放った清々しさ。お市の生は流星に似てる。でも後世の私達にまで眩しく旋回する流星だ。2020/01/18

秋乃みかく

0
★★★★☆ 再読。 戦国の女は過酷だなぁ。。2011/01/15

天翠

0
信長様が出てこなくなってからは急に興味が途切れてしまい最後の方が苦痛だった。耐え忍ぶばかりのお市の方も気の毒でより疲れる。戦国時代の女性の在り様を女性側から見れるというのはなかなか良かったが・・・。2010/04/15

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