文春文庫<br> 歴史をさわがせた夫婦たち

文春文庫
歴史をさわがせた夫婦たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167200091
  • NDC分類 914.6

出版社内容情報

夫婦─この男と女のふしぎな結びつき─藤原道長夫婦、源実朝夫婦、頼山陽夫婦などを、歴史のなかからとり出して、ユモーアたっぷりに論評した、意外史夫婦篇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわ

6
歴史小説家・永井路子さんによる「歴史をさわがせた~」シリーズ、今度は夫婦篇です。夫婦とひとくちにいっても、ちょっとした夫婦喧嘩や嫁選びが歴史に大きく影響しちゃうときもあり、なかなか壮大なお話が出てきます。超有名な夫婦だけでなく、町人なども取り上げ、離婚の作法や妻敵打ち(妻と浮気相手の成敗)の事情なんかも解説していて興味深いです。個人的には池大雅と玉瀾のほんわか夫婦にあこがれます♪2013/06/13

5
日本史から読み解く、夫婦のあり方の移り変わり。「この世をばわが世とぞ思ふ」の大権力者から江戸の文人まで、いくら飾りつけたところで人間臭さを覆えないのが男と女の関係であります。話題柄、為政者よりも、民間人たちの夫婦生活の方が生き生きとしていてまことに楽しい。じゃがたらお春をはじめとする、海外追放日本人たちの意外なたくましさにもびっくり。そして、動乱の時代に結婚と離婚を繰り返すことで正二位権大納言まで成り上がった藤原実宣の世渡りぶりはお見事! ただ歴史を騒がせたのはウワナリ打ちの奥さまくらいなのでは。星4つ。2016/10/31

京橋ハナコ

3
再読。のはずが内容を全然覚えていなかった。たぶん、今度も覚えていない気がする。2021/09/11

お気楽になりたいお気楽さん

1
軽い読み物だった。時代、立場などが違うので、すぐに応用できるような話は少なかった。本のタイトル「歴史をさわがせた」というのもちょっと微妙だった。絵かきの池大雅、玉瀾夫婦のホンワカ人生が良かった。☆☆ 2021/06/26

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