出版社内容情報
姿を消した幼なじみは、神風特攻隊のパイロットになっていた……。第11回講談社BOX新人賞Powers受賞の青春SFが登場!
茨城県に住む高校生・相沢考樹は外出先で突然意識を失い、目を覚ますと太平洋戦争末期の日本海軍で戦闘機パイロットになっていた。とまどい、抗いつつもゼロ戦乗りとして成長していく考樹。しかし戦況の悪化が、考樹ら若者たちを生きてもどることのできない特攻隊へと駆り立てる……。考樹は、現代で生きる幼なじみ・菜々美と再会することはできるのか? 第11回講談社BOX新人賞Powers受賞作。
内容説明
茨城県に住む高校生・相沢孝樹は、ある日突然、第二次大戦時へ飛ばされ海軍航空隊の練習生になっていた。幼なじみの菜々美が待つ現代へ戻りたいという願いも虚しく、戦況の悪化により特攻隊員に志願してしまう孝樹。彼は死を受け入れ、出撃するが―。第11回講談社BOX新人賞Powers受賞作。
著者等紹介
管野ユウキ[カンノユウキ]
1977年生まれ。さいたま出身。慶應義塾大学文学部卒。『昨日の蒼空、明日の銀翼』で第11回講談社BOX新人賞“Powers”受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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