内容説明
自国民を人類史に例のない残虐非道な人間集団に仕立てあげ、自国史を悪魔の所業の連続のように描き出し糾弾するような歴史の見方・精神的態度が「自虐史観」である。この病気を取り除かなければ、日本は健全な国家に生まれ変われない―「自虐史観」の病いに冒されている日本人の歴史観・精神構造を鋭く解明した画期的労作。
目次
１ 教科書に見る「自虐史観」の病理
２ 「慰安婦」問題に見る「自虐史観」の病理
３ マスコミが煽動する「自虐史観」の病理
４ 教育現場と市民団体の「自虐史観」の病理
５ 「自虐史観」を超えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
depo
1
朝日新聞が慰安婦問題について誤りを認め謝罪をしたのは、秦氏が1992年「正論」6月号で吉田清治の虚構を暴露してから22年以上、本書が刊行された1997年9月から17年たった2014年9月だった。2022/06/29
通りすがり
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予想外に面白かった。多面的な視点を持つための一座になると思う。2013/09/23
