出版社内容情報
ユニークな青少年英語訓練の記録『なんで英語やるの?』で大宅賞を受賞した著者が今度は成人の英語教育に挑み、その泣き笑いを通じて日本人のあり方に警鐘を鳴らす
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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筆者の問題意識に強く共感し、その感性に共鳴する部分の多かった前作に比べ、(本当にそうか?、現実に合わないのでは?、自分ならどうしようか)と考える部分が多かった。それもそのはずで「何で英語やるの?」シリーズを読むとそのように考えてしまうようになっているのである。古くからの日本の習慣として「理由を考えなくていい、言われたことだけをしろ、常識を疑うな」という考え方が今なお強く根付いている一方、そこから脱却しようという動きも大きくなっている。英語に関する職業だけでなく多くの日本人に読んでみてほしいシリーズである。2021/05/21
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