文春文庫<br> 秀吉―夢を超えた男〈2〉

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文春文庫
秀吉―夢を超えた男〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167193171
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「おおうつけ」と呼ばれた青年大名・織田信長との運命の出会い。「組織」をキーワードに、秀吉の戦国五十年を描く『新・大閣記』

内容説明

正義の実現も、治安の維持も、住民の経済も、およそ世俗の政治行政は武士が取り仕切る―これが織田信長の考える「天下布武」である。尾張・美濃を制した信長は足利義昭を奉じて上洛、ついに天下人への梯子を一段ずつ上りはじめた。秀吉もまた、生死を賭けた激闘と厳しい出世争いの中を逞しく生き抜いていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フミ

13
堺屋さんの「信長・秀吉の社会改革」に興味が出ての2巻目です(全4巻)。1巻が、よく知らなかった尾張統一時代~美濃進出辺りだったのに対して、2巻目は上洛~足利義昭追放辺りの「様々な戦国作品で読む話」になってしまい、面白いけど、刺激が少ない~という感じに。もう、信長、秀吉って「時代そのもの」なんだなぁ…。個人的に良かったのは、前半の竹中半兵衛の登場・キャラ立て。この人物をカッコよく楽しめると、気分が乗りますね(笑)あと、信長の上洛戦直前の部隊編成、軍備・兵糧調達などのシーンとか。こんな細かいのは初めてでしたw2025/08/01

文章で飯を食う

4
秀吉より信長の凄さが分かる巻。現代人にしたら当たり前のこと。というか、信長以後の常識の中に自分もいるんだな。2014/08/09

Ryuji

4
★★★★☆第二巻は稲葉山落城~信長上洛~姉川合戦~小谷落城まで。相変わらず堺屋さんのこの時代を、現代に置き換えた独特の解説が良い。織田家が最も勢いのあった時代で、当然ながら秀吉の馬車馬のように働かされるが、それに答えていく秀吉という人物がとても好感が持てる。秀吉が主人公の小説であるが、織田信長の先見性?というか、前時代(足利時代)の悪弊を壊し新しい時代を作っていこうする姿がよく分かる。2014/01/28

shimachaaaaan

3
墨俣〜姉川〜小谷城陥落・12万石の大名になるまで。織田信長の先見性とカリスマ性の描かれ方すごい。信長はとにかく、早い!!何事においても早い!!「普通はこのくらいだろう」をことごとく裏切る。心的エネルギーが高いのだろう。現代のビジネスでも大事なこと。一方秀吉は、自分を下にして相手の心に入り、最終的に全てを手に入れる。いい意味でプライドがないんだろうな〜いいな〜それ2017/08/30

ura2wa

1
まだまだ信長がいる時期が続く。信長はやっぱりすごい。秀吉には秀長がいたことも大きいのだよな。2011/09/17

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