出版社内容情報
心通じぬ妻、跡取り息子の放蕩、闇のように冷える家。あとの半生は老い朽ちるだけなのか。老いゆく日々の、あてどない男のこころ
内容説明
はじめて白髪を見つけたのは、いくつのときだったろう。骨身をけずり、果てにむかえた四十の坂。残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。…家は闇のように冷えている。心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。紙商・小野屋新兵衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみおこうに、果せぬ想いをよせてゆく。世話物の名品。
心通じぬ妻、跡取り息子の放蕩、闇のように冷える家。あとの半生は老い朽ちるだけなのか。老いゆく日々の、あてどない男のこころ
はじめて白髪を見つけたのは、いくつのときだったろう。骨身をけずり、果てにむかえた四十の坂。残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。…家は闇のように冷えている。心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。紙商・小野屋新兵衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみおこうに、果せぬ想いをよせてゆく。世話物の名品。