文春文庫 悪夢の使者―非道人別帳〈４〉

森村 誠一【著】

文藝春秋（2001/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 309p／高さ 16cm
• 商品コード 9784167191153
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

暮れから、江戸を荒らす賊、いたち小僧のやり口が江戸っ子の話題に。大名屋敷に押しいるついでに女を手込めにするのが許せない弦一郎は、この賊をあげようと躍起になる。そんなある日、池之端の出逢茶屋から娘が一人消えうせ、後には人気女形の死体が…。二つの事件のてがかりを追って、一匹狼の同心、弦一郎が奮闘する。

著者等紹介

森村誠一［モリムラセイイチ］
昭和８（１９３３）年、埼玉県熊谷市に生れる。青山学院大学英米文学科を卒業後、ホテルマンとして勤務するかたわら、評論、小説を書く。４３年夏より文筆業に専念。翌４４年「高層の死角」で第１５回江戸川乱歩賞を受賞。以後社会派推理の旗手として多くの読者をもつ。最近は大河歴史小説も意欲的に執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。