出版社内容情報
ある日突然、アメリカ合衆国は孤立した。外国との通信も交通手段も一切断たれ、北米大陸は厚い霧の壁で包まれた…アメリカの未来を描く表題作ほかSF六篇収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森博嗣作品が好き
9
あ~堪能しました^^ SFの大人バージョン短編集。 『SFマガジン』は読んでいましたが、『小説推理』は読んでいなかったので新鮮で嬉しかったです^^2015/11/30
ぱすこ
8
表題作のみの電子書籍の特別版で。アオリ文句がいかにも商売やな〜と思いつつ、気にはなっていたため読んでみたが。小松左京、なんてこった、予言してた。。見る人が見れば、アメリカの今の状況になるのが70年代当時から予見できてたということなのかも。2017/05/03
tama
7
自本 78年の初版本ハードカバー版 小山時代に購入 再々再再読くらいかな。「眠りと旅と夢」が好き。「!」がいくつも用意されてて、再読でも全然楽しめる。ゲス探偵3本は仕組みのアイディアは凄く面白い。しかし探偵のあまりのゲスさに辟易。結局どこも飛ばし読みしなかった。小松大人の凄腕恐るべし。2016/05/06
yi120
2
70年代の短編集、表題作以外も面白かった。ただ「霧状の謎の物質」と「メキシコの壁」は根本が違うと思うが。単独化とエゴ・・それと「アメリカはお人好しで本来持っている豊かさを世界中から奪われている」これは絶対違うと思うが(笑)探偵シリーズの主人公、超出鱈目な奴だが、なぜか憎めない。軽いタッチの描き方もさすがです。「鳩啼時計」シブい・・2018/07/18
mm71
2
タイムリーな電子書籍化。小松左京すごいなとしか思えない。2017/04/09
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