出版社内容情報
御殿山のお屋敷の庭でかくれんぼをしていた源太郎と花世。迷い込んだ隣家で「問答無用」と斬り殺された男の正体は? 全八篇収録
内容説明
御殿山のお屋敷の庭でかくれんぼをしていた源太郎と花世が、迷い込んだ隣家で遭遇した殺人事件。その背後には、一通の手紙を巡って西国の雄藩から前御台所までも巻き込む複雑な事情があったと分かったが、肝心の手紙の行方が杳として知れず…。表題作ほか「マンドラゴラ奇聞」「薬研堀の猫」「江戸の節分」など全八篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
7
江戸時代の風情と人情を感じた。時代の雰囲気を感じられる作品はありがたい。2015/11/03
椿
5
再読。御宿かわせみシリーズ第19作。花世が出てくると、ほっこりとした気持ちになるよ。「花世の冒険」「かくれんぼ」が好き。2015/03/02
彩乃
3
段々と花世の活躍が増えてきた。この頃から源太郎は負けているなあ。(負けてあげている、とかかな)2010/12/20
yuzi
2
19巻!花世が反則すぎるほどかわいいのですが!源太郎も出てきてちび尽くしの巻。まるで絵本のようだ。しかしかわせみ夫婦に子供はできないのでしょうか。この流れだとできなそうだけど、るい可哀そうだから作ってあげてよ平岩さん!その一方で、女性が被害にあった事件やら、婚期を逃した女性の話なんかが収録されていて、ちび話以外は重たい。2013/02/21
バムセ
2
花世、かわいいね。2012/10/31