文春文庫<br> 恋文心中

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文春文庫
恋文心中

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167168605
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大名家の御後室が昔の恋人と交した恋文を盗まれ脅される。八丁堀育ちの血が騒ぎ、東吾がまた一肌脱ぐのだが──。表題作ほか七篇

内容説明

講武所教授方と軍艦操練所通いの新生活に入った神林東吾は、操練所で知り合った青年に相談を持ちかけられる。大名家の御後室が恋文を盗まれ脅されているという。指定された場所に、東吾は青年の身代りで出向く。他にるいと東吾が晴れて夫婦となる「祝言」など七篇を収録。大川端の旅館『かわせみ』の面々がおくる人情捕物帳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

椿

6
再読。御宿かわせみシリーズ第15作。やっと、東吾とるいの祝言!長かったなぁ。この時二人は、いくつなんだっけ。それにしても、東吾はモテるなぁ。2014/12/30

めぐみこ

2
【再】るいと東吾の祝言の巻。「わかれ橋」の夫婦がうまく収まって良かった。「八朔の雪」やりきれない話だ。2020/02/08

あさみ

1
★★★★☆2016/10/03

立て邦彦

1
「浮世小路の女」がなんとなく切ない。子供のときのああいう思い出。ちょっと切ない。2016/03/02

yuzi

1
やっとるいと東吾の祝言!感無量!長かったー。この巻いいのが多い。表題作の恋文心中、野郎は糞だけど話としては興味深い。わかれ橋、はかわいい夫婦の話。とくに八朔の雪と浮世小路の女はよかった。東吾はいい女にもてるね。2012/11/30

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