文春文庫<br> 犬のいる窓

文春文庫
犬のいる窓

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167168582
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高台の住宅地で飼犬が次々と毒殺される。犬の訓練士と気弱な獣医のおかしな二人が愛犬ビーグルと共に謎を追うユーモアミステリー

内容説明

山の手の住宅地でスコッチテリアが次々と毒殺される。犬の調教師・大山源太郎と同級生の獣医・小柳忠介はコンビを組んで真相を追うのだが、源太郎に気がある忠介は、彼が女性と親しくすると面白くなく、好奇心の強いビーグル犬を監視役につける。おかしな二人と一匹は、この事件が3年前の交通事故に関係ありと読み、洗っていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳乃

25
忠介、気持ち悪い。最後まで男のやきもちをうざったらしく思った。源太郎も節操がないから忠介がやきもきするのはわかるが、好きだからと言ってあぁ、あからさまな態度はねぇ・・・ミステリなのにそちらの方が気になって仕方なかったよ。2015/04/12

ガーガー

22
年が若いからと言って、罪が軽くなるのは被害者からしたら腹が煮えくり返るくらい許せないことなんだなということが伝わってきた。2017/02/25

tario

17
ミステリよりも別のジャンルに目が行きがちの内容。嫉妬深く、また異常なまでの執念深さを見せる忠介の口調が徐々に変わっていくのが面白い。不思議なことにめちゃくちゃ面倒くさそうな忠介と源吉ぐらいしか好感がもてない。源太郎の節操のなさと無能っぷりが滑稽。やっぱり胃袋かあ2015/01/19

ゆゆゆ

6
なんだろうこれは(笑)ミステリとしては普通ですが、忠介のキャラに圧倒されました。男同士のあれこれが好きなほうですが、顔が引きつるシーンもちらほら。「大山君」と呼んでいたのが段々「源太郎」になっていくのがかわいい。これからも毎土曜日お弁当持ってデートするんでしょうね。微笑ましいです。2013/11/24

晴久

3
登録漏れ。萌えた記憶しかない。お弁当私にも作ってほしかった。2020/03/15

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