出版社内容情報
二十六日の月の出を待ち一句ひねるべく同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。おなじみの人情捕物帳。表題作ほか七篇
内容説明
二十六日の月の出を待ち一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。傍らに半紙にしたためた不出来な句が残っていた―。表題作ほか7篇。柳橋の旅籠「かわせみ」を舞台に、女主人のるいと年下の恋人・神林東吾、親友の八丁堀同心・畝源三郎たちが繰り広げる江戸情緒ゆたかな人情捕物帳。
目次
神霊師・於とね
二十六夜待の殺人
女同士
牡丹屋敷の人々
源三郎子守歌
犬の話
虫の音
錦秋中仙道
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