出版社内容情報
一人の男のエゴはついに殺人事件をもひき起す。建築家夫人、銀座のママ、女子大生、三人三様の生き方の中に現代の愛を綴った長篇
内容説明
現代の寵児とマスコミにもてはやされている有名建築家をめぐる3人の女。京都の名流の出で二廻り年下の妻、30年来の愛人である銀座の高級クラブのママと大学生になるその娘。3人3様の愛の形、駆引きが、シドニー、麻布、銀座、奈良、京都、伊豆山と舞台を移して華やかにそして哀しく展開される。いまを描いた都会派ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
25
1994年4月27日読了。秋の日に。内容はもちろん忘却の彼方。(2021年10月16日入力)1994/04/27
KEI
2
下巻も借りているので一応読むことに。。2010/05/21
ばんび
1
いかにも平岩さん作品に出てきそうな、(1)育ちのいい人妻、(2)その夫の世界的建築家、(3)夫と長く続く銀座のバアのママ、(4)その娘、(5)娘が恋する大学教授……という人間関係の恋愛模様。またかと思うのに、飽きないのがすごい。2009/02/09
びび
0
平岩弓枝の王道。 はいはい、このパターンですね、と、思いつつもワクワクして読んでしまう平岩ファンです。 一番、印象的だったのが菊子と夜を共にする時の旦那の描写笑。邪魔くささがリアル!こういうところが平岩小説たまりません!
-
- 和書
- 浮き草デイズ 〈2〉