出版社内容情報
大川端の小さな旅篭〈かわせみ〉の女主人るいと恋人の東吾、その親友で野暮天の畝源三郎同心。江戸の四季と風物と人情を背景にちりばめた新感覚の捕物帳愈々快調
内容説明
本所で“狐の嫁入り”騒ぎがひんぴんとおきている。花嫁行列の駕籠が宙に浮いて青白い狐火が飛ぶのだそうな。捨ててはおけぬと、畝源三郎同心と神林東吾が真相糾明にのりだし、〈かわせみ〉の女主人るいも一役買って…表題作のほか5篇を収録の、人気シリーズ第6巻。江戸の四季、風物、人情を織り込んだ新感覚の楽しい捕物帳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう
4
これってシリーズものだったのですね。最初気が付かずに、なんだか前に読んだことがあるような人物像だなと思いました。シリーズをわかって益々好きになり、シリーズ制覇したくなりました。2010/05/06
yuzi
3
「師走の月」切ない。「迎春忍川」源さんの名言が光る。「梅一輪」おまさはいい女。梅の香をききたくなった。「千鳥が鳴いた」勤皇浪士。「狐の嫁入り」爽快感たっぷり。「子はかすがい」うまずめはみじめ。そんな時代。2012/03/23
椿
2
再読。「師走の月」の鉄五郎が哀しい。「梅一輪」で仙台堀に落っこちた東吾にニヤニヤしちゃった〜こんなこともあるよね。モテる男は大変(笑)2014/10/03
紅(mokomoon)
2
狐の嫁入りが小気味良くてスカッとしたヾ(=^▽^=)ノ 情にあふれるかわせみやけどやるせない話も多いからすべて丸くが一層好き2013/04/28
彩乃
2
表題の「狐の嫁入り」が大掛かりで爽快。2010/10/14
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