文春文庫<br> 午後の恋人 〈下〉

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文春文庫
午後の恋人 〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 439p
  • 商品コード 9784167168254
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

73
上巻のドキドキワクワクとは違った、テンポの速い展開に目が離せなくなり一気読み。相変わらず、回りに振り回され一回ぶちギレちゃえばいいのに…と読み手の私が興奮したり。子供が欲しいとか、みんながそれぞれの思惑の中で口にする姿は、あー、昼メロにぴったりと思ったり。酸いも甘いも知り初めてから惑う40代って凄く人間らしくて、他人事とも思えない。悟りきった大人になるより、迷子になりながら自分の心地よい生き方を見つけるのかも。ラストは…ウーン。でも、これも主人公明子には悲しみも生きる糧になるのかもしれないな。2013/10/11

チェス

5
いい感じで終わるのかと思いきや、ちょっと驚き。ドラマチックすぎるのでは?とも。 どうなるのか夢中で、楽しい読書でした。 2019/06/17

2
泣けます、この作品。久々に、いい物を読ませてもらったという気持ちでいっぱいです。物語の登場人物それぞれに、キャラクター性がしっかり描かれていて読み応えある物語。2011/10/21

真希子

0
まさかの結末。 失ってから気付く大切なもの。 人は飽きる生き物だから、当たり前のようにあるモノや、ありすぎて困るモノの大切さを見失いがち。 平岩さんらしいエレガントな展開で小説は幕を閉じる。2016/06/28

あい

0
離婚して、突如モテモテになった明子。 どう落とし所をつけるのかと考えながら読み進めましたが、予想もつかないまさかの展開 場面によって明子の様々な人に対する感情や思い、態度などがコロコロと変化する所に、当初は煮えきらなさというか都合の良さを感じましたが、 逆にその優柔不断さが、一層の現実を生きる人間らしさを生み出しているのだと、最後まで読んで感じました。 長かったけど、長さをあまり感じない1冊でした!2020/04/05

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