出版社内容情報
女の好物は、古くは「芋たこなんきん芝居」、そして現在、「芋たこ長電話」─ご存知おせいさんがズバリ直言する読者へのメッセージの数々。「女の長風呂」より第九弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
64
お酒を飲みつつ、他愛のないおしゃべりをするのが楽しかったです。ふらりと「おせいさん、あーそびましょ」とくるカモカのおっちゃんにはまりました。深刻な話がなく、ただその場を満喫するのがとても羨ましい時間の流れだと思います。絶妙な掛け合いとスッキリする読み心地。ツボにきます。2020/02/12
優希
40
どこからともなく聞こえるカモカのおっちゃんの「あーそびーましょ」がツボにはまりますね。絶妙な軽薄言葉のかけあいが何とも言えないですね。今回は海外にまで足を延ばしたりしてちょっとグレードアップしたような気がします。カモカのおっちゃんとおせいさんの絶妙なかけあいが大好きです。すらっと始まりスッと終わる気持ちのいい読み心地もいいです。この味、はまると抜けられませんね。2014/09/19
ミサ
12
エッセイ。お酒を飲みながら元気にわーわー他愛ないお喋りをする。深刻な話はナシの大人な集まり。そんな仲間がいるのが羨ましい。カモカのおっちゃんが自分の遺骨を「カモカふりかけにする」って言い出して、めっちゃ笑った。「気持ち悪い」って一蹴されたけど、すごい発想!2019/08/22
ジャンズ
0
本棚の奥から...1980年のエッセイ。それから35年経った今。時代は変わっていくというけれど、今も変わらないものもかなりある。葬式を簡素にしたい、中高年のうつ病、金権政治、女性のパワーなどなど。逆にデパ地下の下りエレベーターはあるけれど、上りがないというのには驚いた。そうだったかなぁ?人間には「説得できる人vs説得される人の2種類」という聖子さんに対してカモカのおじちゃん「説得する人vs説得しない人の2種類」これは面白かった。大阪弁についていけなかったのか私が突っ込みに入れなかったのか★★です。2017/04/22
ゴリゾウ
0
女の好物は、古くは「芋・たこ・なんきん・芝居」、そして現在は「芋・たこ・長電話」ナンダソウナ・・・『裏表紙』 #11711991/05/29