出版社内容情報
リンガエン湾に上陸する米軍の新様式に対して、日本軍は旧態依然の玉砕戦法で、次々と壊滅していった。比戦最後の様相を描く労作
内容説明
比戦線の最後の主戦場は、マニラ―バギオ間を結ぶベンケット道と重畳たる山岳地帯だった。攻め寄せる近代装備の米軍に対して、日本軍守備部隊には斬り込み命令が繰り返される。飢えと病と敵弾と高級指揮官の無能の四重苦のうちに、兵士たちは倒れていく。悲劇の核心を衝き、戦争悪を追及する著者執念の戦場ドキュメント。
目次
第6章 川霧の中から
第7章 狂乱と正気
第8章 ベンゲット道脱出
第9章 死んだ兵隊はどうなるのか
第10章 最後のベンゲット移民



