文春文庫
秦の始皇帝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167150174
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0195

内容説明

中国を知ろうと思えば、それを生んだ秦の始皇帝を知らなければならない。始皇帝が天下を統一したからだ。その統一によって、中国が一つであるという信念が人々の心に刻みこまれ、二十一世紀の今日もなお中国の人々の心に彼は生きているのだ。つまり始皇帝は中国の生みの親である。その始皇帝の出生から秦の滅亡までを語る。

著者等紹介

陳舜臣[チンシュンシン]
大正13(1924)年、神戸市生れ。昭和18年大阪外国語学校印度語科卒業、終戦まで同校助手。その後家業の貿易に従事しながら推理小説を書き始める。36年「枯草の根」で第7回江戸川乱歩賞受賞。ついで中国歴史小説に進出、44年「青玉獅子香炉」で第60回直木賞を受ける。45年「玉嶺よふたたび」「孔雀の道」で第23回日本推理作家協会賞、46年「実録アヘン戦争」で毎日出版文化賞、51年「敦煌の旅」で大仏次郎賞、平成5年に朝日賞を受賞。現在、日本芸術院会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

檜村

19
中国の始皇帝、嬴政の話。大ヒット漫画のキングダムを読みだしてこの頃の中国に興味を持つようになり本書を手にしてみました。やはり漫画とは雰囲気も違い嬴政が如何に傲慢で野心家というのを感じた。古代から異質な人物が歴史を動かしてたのは現代も変わらないであろう。2017/03/31

TheWho

17
古代支那の春秋戦国時代を制覇し、支那世界で初めて皇帝を名乗った秦王政こと秦の始皇帝の軌跡を通して、古代史支那世界から現代に通ずる支那世界を台湾出身の支那歴史小説の大家が語る歴史読本。司馬遷の史記で断罪されている始皇帝を筆者は、後代の支那世界に絶対的な影響を与えている事から、彼の功績から筆は始めている。そして文化面では諸子百家が爛熟し、かつ壮絶な歴史である春秋戦国時代を通して正に悠久な支那世界を描写している。現代支那はさておき、古代支那を感じられるお勧めな一冊です。2015/09/30

まえぞう

13
陳舜臣さんの中国物に未読のを発見したので、さっそくAmazonで取り寄せました。小説ではなく概説もので、元はNHKの人間大学のようです。ザックリと始皇帝を理解するには手頃だと思います。2022/12/04

だてこ

10
90年代に出た本なので、少し情報が古いかなと思うところはあったけれど、とても読みやすい文章で内容も分かりやすかった。武力と法で一気に中央集権を樹立したけど、あまりに急な改革で人心が着いてこなかったことが秦滅亡の原因なのかな。あと宦官はどの時代でもろくなことしないね??漢が滅びたのも宦官達による政治の腐敗だったし。でも著者が述べている通り、遺言を書き換えたことを他言することはなかったはずだから、なぜ後世の人たちが本来の遺言の内容を知っているのかは不思議だなと思った。2021/01/11

BIN

8
史記などは漢以降に書かれたものだから秦のことは良いようには書いてないので、鵜呑みにせず注意して読んでいこうというスタンスで書いた始皇帝の伝記。始皇帝の天下統一が無ければヨーロッパのように国が分かれていたかもしれないとかなるほどと思える意見が多い。兵馬俑とかにも詳しく触れられているので、始皇帝を知りたい人には良い入門書だと思う。2014/08/02

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