出版社内容情報
少年の日に体験した恐怖の正体は何だったのか? 二十七年後、引き寄せられるように故郷の町に戻り、IT(それ)と対決する七人
内容説明
精神病院のベッドで、男がむっくり身を起こし、月からの邪悪な声に耳を傾ける。町に戻った〈はみだしクラブ〉の面々を迎えたのは、チャイニーズ・レストランの怪、夜の図書館に出現したピエロ、などだった。いまデリーでは、あらゆる狂気が目をさました。それに対抗するには、みんなの記憶を繋ぎあわせ、ひとつの力とすることだ。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
158
人々の営みをクリーンに保つならば、不浄なるものを集める場所が必要で排水施設はその1つだ。昔から蓄積された不浄なるものは町の暗部であり、人々の排泄物や汚物が集まる場所は人々が表面をクリーンに取り繕うための掃き溜めとも云えるだろう。それはどこか後ろ暗いところを感じさせ、そんな負の要素を“IT”は食らい、それをまざまざと人に見せつけて恐怖を誘い、餌にして街を周期的に恐怖に陥れる。ある意味“IT”は人々が長く続く平和のために忘れがちなことを思い出させてくれるリマインダーのような役割を果たしているのかもしれない。2019/06/09
KAZOO
122
前半は大人での対応でかなりハラハラするような感じで読みました。また後半は子供の頃に戻っての話でいよいよ最終章に入るのでしょうが、よくまあキングはこのよう長い物語を飽きもさせずに引っ張っていってくれます。やはり、人間の興味がどこにあるのかをよく知っている作家だと思います。あと1冊ですが次は「スタンド」を再読するか、最近文庫で出された「シャイニング」の続きのような話を読むか迷います。2018/01/05
nobby
120
うーん、あくまで個人的には焦れったいばかり…序盤の現在モードで彼ら追いかける3人の姿にドキドキしたものの、どちらかと言うとItより日常的な悪者との対決が主に描かれる。その黒人やユダヤなど不快極まる偏見には嫌悪しかない…もちろん作家が少年少女の青春や恋心を描きたいのは分かるんだけど、何せアメリカンジョークについていけないのが悲しいばかり…また思い出して語り出すと思いきや「それは次に…」みたいに後回しにされると、どうにもその都度話止まるのが残念…ようやく過去での決着ついた所で結末を最終巻でしっかり見届けたい!2020/01/02
nuit@積読消化中
108
<再読>青春だなぁ。友情や初恋、それでいて何気に凄惨なシーン多めの第3巻。彼らの活躍も次巻で完結してしまうのがちょっと淋しいところ…。2019/05/20
なぎさ
63
「ビービー、リッチィ」子供時代、悪ガキグループとの対決によって強まった結束。各々が持つ心の闇がよく分かるエピソードが満載。4巻では、ペニーワイズ=ITの正体が更に明らかに。大人になってからの最終決戦へ!!2016/06/26
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