出版社内容情報
盗賊改方同心木村忠吾は、色白でぽってりとやわらかい躰の持ち主。男色の盗賊相手に鬼平の活躍を描く『男色一本饂飩』の他、土蜘蛛の金五郎、穴など七篇を収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴールデンボート
2
池波作品で一昨年入院中にマンガ(昔は劇画って言ってたね)から入った鬼平です。 この本も楽しませてくれました。2016/03/05
改造
1
言う事なし。 解説がまた良かった。2025/03/05
おま
1
2回目の読了。個性的な盗賊と同心、町の人たちが生き生きと描かれ楽しみました。2024/11/06
HaruNuevo
1
男色一本饂飩、すごいサブタイトルだ。木村忠吾の危機を長谷川平蔵がどう救うか、サブタイトルはあれだが、平蔵の部下への強い思いが描かれる佳作。 その他も、この巻では平蔵の人情が描かれる作品が多く、結構気に入ってる巻である。2020/02/20
キー
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同心・木村忠吾が男色の侍に誘拐されて・・・「男色一本饂飩」。 平蔵が乞食浪人に化けて大立廻り・・・「土蜘蛛の金五郎」。 盗んだ三百両を人知れず返しにゆく老盗人の名人芸・・・「穴」 地震にさえ腰を抜かす弱虫の同心が、妻女を殺されて命をかけての敵討ち・・・「泣き味噌屋」 他に「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」の三篇を収録。2024/06/09