文春文庫<br> 火の国の城 〈下〉

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文春文庫
火の国の城 〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 379p
  • 商品コード 9784167142117
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

4
大坂の陣が終わるまで描かれているが、加藤清正の死でほぼ完結しているな。最後に丹波大介の忍びの意地が見られるけどね。2014/11/13

ton

0
大介の失態で道半を失った時は怒りが湧く程呆れてしまったが、最後はきっちり締めたのはお見事。いやはや痛快な締め括り。今作で、加藤清正と豊臣秀頼に興味を持った。2013/10/11

蕭白

0
史実は曲げられないので、切ない最後になりました。それでも最後の最後に一矢報いた大介に拍手です。2012/12/20

TAC

0
☆x5 継父遺品。池波作品の中でも特に読み易い忍びモノ。ノッケからテンポも上々 スルリと読破出来る。けれども もしも彼等に超人的完璧無比な働きを期待するなら一寸注意は要るやも知れぬ:主人公自ら 私事から仲間を死に追いやるという失態を演じて隠さない。情に負け 色に負け 窮地に嵌り 仲間を巻き添えに戻って 尚赦される――機械的/サイボーグ的忍者とは正反対の 謂わば “池波忍者” の特質が色濃く著された作品と言えよう。熊本城が清正の精神の象徴として作品の根底に静かに横たわる様は いつもながらの安定感にて美事。2008/05/08

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