出版社内容情報
仁川上陸作戦に成功した米軍は、ソウルを奪還、三十八度線を越え一路北進したが、最も怖れていた事態が発生する。中国軍の総攻撃が開始されたのである。第二巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
5
仁川上陸作戦で勝ち誇った国連軍は、韓国軍が先導する形で38度線を越え平壌も「解放」したが、口先だけで本格介入は無いとマッカーサーが見ていた中国人民解放軍は数十万の規模で「人海作戦」に出て米軍主力の国連軍は包囲され殲滅される危機に陥った。そこで周恩来が出した停戦条件は「ソ連、中国、アメリカ、英国、フランス、エジプト、インド」の7カ国委員会の設置、中共の国連議席獲得、台湾からの米軍撤退、という過酷なもの。この戦争は階級闘争の面を持っていた、とすれば抑圧されていた下層民に1910年までの支配階級が復讐される懸念2013/05/20
うぃっくす
4
韓国と北朝鮮の争いだったはずなのにいつのまにか国連軍(アメリカ)vs中国になってた。ほんとに歴史全く知らなくてお恥ずかしい。中国の人海戦術怖い。やっぱり冬の厳しいエリアでの戦いは大変だ。2019/03/05
丰
1
19840725