出版社内容情報
(Ⅲ)二・二六事件。
感想・レビュー
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yuji
2
226によって政党政治が崩壊し、軍部の特に陸軍の暴走が始まる。226では若手将校による君側の奸を排除し天皇を解放することが真の皇国だという正義感を発端にしている。しかし天皇の怒りを買い反乱軍として鎮圧された。本を読んで思うところは軍の上層部はあいまいな態度をとり若手将校の行動を容認しており、その後の軍部に都合のよい体制をつくるために利用されたと感じた。首相のなり手がなく皇族の近衛になるが無責任政治の始まりでもある。表見えに人気があるのがたちが悪い。行き詰まるとすぐに辞意表明する。西園寺は京都弁だった。2023/08/22