出版社内容情報
解説(Ⅰ)より続く。資料的にはもとより、読みものとしても興味深い。"激動の昭和時代"を、いま改めて振り返らせるには恰好の平易でユニークな大河ドキュメント。 (Ⅱ)満州事変。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
12
この巻は、昭和という時代が始まってから昭和10年まで。この巻にあったのは、下り坂を落ちていく日本。第二皇女の夭折。張作霖の謀殺。軍縮をめぐる攻防。浜口雄幸の暗殺。満州事変の勃発。国際連盟脱退を支持する国民と苦々しく見つめる若き天皇。五・一五事件とその判決。共産党リンチ殺人事件。天皇機関説。永田鉄山少将の惨殺。──こんな時代を、あの人は何を考えてどのように過ごしていたのか。2019/03/22
たまうさ
0
一巻が知られざる昭和天皇のエピソードというとすれば、二巻からは歴史になるのでスラスラとは読めなかった。2014/08/23
hon
0
戦争に向かっていく流れが分かりやすかったです。2018/03/21