出版社内容情報
ワンマン経営者・中丸は、巨額な設備投資で経営難に陥っても“当社別状なし”の強腰だが……。今だから読みたい城山文学の異色作。
内容説明
先の見えない技術者・尾川利男が45歳にして、大手企業から転職した地方の小鉄鋼会社。そこは、成り上がり経営者・中丸富五郎の際限もなく膨らむ野望の拠点だった。会社を私物視し人を人とも思わぬ采配に苦しむ社員たちも、次第に彼の横暴に巻き込まれていくが―。経済小説泰斗の描く傑作エンターテインメント。
著者等紹介
城山三郎[シロヤマサブロウ]
昭和2(1927)年、愛知県に生まれる。海軍特別幹部練習生で終戦を迎え21年、東京商科大学(現・一橋大)入学。卒業後愛知学芸大学(現・愛知教育大)で景気論を講ずるかたわら書いた「輸出」で32年、第4回文學界新人賞を受賞。34年、「総会屋錦城」で第40回直木賞を受賞した。平成8(1996)年、第44回菊池寛賞受賞。平成19年3月22日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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