出版社内容情報
戦後五十年を創った男たちを、身近な人々が語る第一級のドキュメント。吉田茂、池田勇人、石田禮助、田実渉、本田宗一郎、土光敏夫等40人
内容説明
使命感なり理想があって、愚直に生きていくというのは男の徳目のひとつである。これが堂々たる人生を形づくる―城山三郎によって本書に選ばれた人々はいずれもこうした徳目をそなえた男らしい男たちである。巻末に「21世紀を男としていかに生きるか」をめぐる内橋克人氏との対談を収録、本書全体の解説となっている。
目次
三度死にそこなった話(田実渉)
軍事裁判で学んだこと(北島織衛)
父“山口判事”の生と死と(山口良臣)
こうなりゃ九十まで生きる(古今亭志ん生)
わが父・石坂泰三(三浦智子)
父よあなたは強かった(金田一春彦)
わが闘争新日鉄を追われて(藤井丙午)