出版社内容情報
大企業への道は閉ざされても、ハンサムでセクシーなら成功の美酒は飲める。新風俗“スター・バーテンダー”の世界を描く都会小説
内容説明
ニューヨーク、1984。いちばんホットで、いちばん危険なバーテンダーを求めて美女たちが吸い寄せられる場所〈カクテル・バー〉。蝕まれ、変質してゆく街と人を酒場という鏡に映し出して、観念の風景と〈街もよう・人もよう〉を共鳴させるパワフルな言語。快楽主義の恍惚と毒を完璧に描ききった20世紀末をいろどる高級娯楽小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらやん
2
何と自堕落で魅力的な小説だろう。 本が酒にどっぷり浸かって、 ページの端からウィスキーがしたたり落ちて来そうだった。 その敗退的な雰囲気が、 今のワシの気分にぴったり合うんだなあ。 最近では珍しく、最後まで飽きずに読み通せた。 イイネ。2011/12/01
peeping hole
1
爆速で読める。村上龍より村上龍。芝山幹郎の翻訳良すぎ。2023/04/04
nin_nin_nin
1
読み終わったどぉぉぉ なんと感動してしまった。 こんなハッピーエンドだったっけか? やっぱ名作です。 楽しかったです。 こんなこと書いている自分が恥ずかしくなる気が少しする そーゆー 楽しい作品でした。2011/12/10
ななししりー
0
「熊はカトリックか?法王は森の中でうんこするか?バカなこと訊くなよ」2013/09/29
1977年から
0
2002年