内容説明
著者が世を去って四半世紀。残された幾多の短篇から、選りすぐった傑作歴史小説を再編集。足利時代中期、滅亡した畠山家の再興を願う主従と堺の商人との不思議な縁を綴る表題作の他、加賀・前田家の二代目利長と家臣たちの姿を描く「大聖寺伽羅」「老狐物語」など全九篇。
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞し、文名を不動のものとした。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に、独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52年12月没
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