出版社内容情報
藤山寛美の奇行蛮行、美空ひばりの芸術観……。落語家、役者、古今東西のスター達の、可笑しくも凄まじいエピソードのコレクション
内容説明
財布を忘れたことに気づいた美空ひばりは、タクシーの中で一所懸命『柔』を歌った―。落語家、役者、古今東西のスター達の可笑しくも凄まじいエピソードの数々。彼らの芸に賭ける執念が伝わってくる。全五冊の芸談集「その世界」シリーズから傑作を選りすぐり、９０年代の『週刊金曜日』の連載からも芸にまつわる話を加えた決定版。
目次
芸人 その奇行
天才 その伝説
物書きがいろいろ
キネマ その世界
芸人 その下半身
スポーツという芸能
芸人 その語り
芸人 その「間」
芸人 その美意識
伝統に生きる人たち
芸能 その百年
国家と芸人
芸人 その闘い
芸人 その死に際
補・世紀末の「芸 その世界」―無名人語録より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルゴン
2
★★★☆ 海老蔵さんはすごいハチャメチャかと思っていたのですが、芸人というのは元々型破りなものなのだなあと。今は普通の人が芸をする時代になったんだなあ。2011/11/06
あーさー
1
永六輔さんが、さまざまな芸人（「お笑い」だけではなく「芸を持ってる人」という意味）のエピソードを紹介している一冊。“これは本当か？”みたいな話が満載です。2023/12/01
