出版社内容情報
南青山のスタイリストから上石神井のOLまで、12人の女性の部屋を訪ね、住宅事情と仕事を通して現代女性のライフスタイルを描く
内容説明
南青山に住むスタイリスト、阿佐谷に住む公務員、世田谷の実家のOL、両国に住む国際線パーサー、渋谷にマンションを買ったデザイナーなど12人の女性を訪ね、それぞれの家や部屋を見せてもらいながら、なぜそこに住むようになったのか、彼女たちの仕事や生活についての本音を聞きながら、これからの女性の生き方を考える。
目次
かっこいい住いも仕事のうち―南青山に住むスタイリスト
立ち退きをせまられています―原宿に住む元高校教師
六畳間はブランド品でいっぱい―阿佐谷に住む地方公務員
はやく家を出ていきたい―世田谷の実家に住むOL
更新時期がくると頭がいたくなる―自由が丘に住む料理コンサルタント〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だい
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ここに出てきた人たちが、今現在どうなのかを、追っかけてあるとおもしろいのになー2014/05/28
れっこ
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バブル前の1987年に出版され、バブルの弾けた1995年に文庫化された本。女性にとって「家」とは何か考えさせられる。文庫版のあとがきで付け加えられた内容もまた興味深い。2003/11/11
pantyclub
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著者の本は初めて読んだ。エッセイと言うよりはノンフィクション的な感じ。家に関する各々の思いが分かります。室内の描写が多いけど想像ができない。家選びは人生に影響される。女性ならではの視点が多くて面白かった。家とは何かを考える良い本です。一人暮らしの方には時代が違えど参考になると思います。2021/12/29