内容説明
浅草橋に宮沢賢治がざしき童子となって出現!?「ぼくは聖化されるのはいやです」と言う賢治に井上氏が日本語文体論を展開、そこへ啄木までが出現し、果ては啄木の日記を破った犯人探しが始まる―。爆笑・架空インタビューをはじめ、「雨ニモマケズ」の手帖全頁など生原稿を多数収載。大好評、評伝「~に聞く」シリーズ、文庫化第二弾。
目次
1 賢治の宇宙―井上ひさしが書いた賢治(宮沢賢治に聞く;賢治と啄木に聞く ほか)
2 宮沢賢治はこう生きた―三十七歳の生涯(賢治誕生―念仏の中、あなたは生まれた;幼少年時代―成績全甲、学術行状優等生 ほか)
3 イーハトーボさまざま―くめどもつきぬ賢治の魅力(宮沢賢治の魅力;教師宮沢賢治が残したもの ほか)
4 イーハトーボの劇列車―こまつ座公演(賢治が用意した答え;賢治の上京 ほか)
著者等紹介
井上ひさし[イノウエヒサシ]
作家。こまつ座代表。1934年、山形県生まれ。小説に「手鎖心中」「吉里吉里人」「東京セブンローズ」、戯曲に「人間合格」「頭痛肩こり樋口一葉」など。宮沢賢治を主人公にした戯曲に「イーハトーボの劇列車」がある
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