出版社内容情報
世界中のあらゆる動物を追って旅を続けるムツゴロウ氏がクジラの背に乗ったりアナコンダを抱いたりラクダで駆けたりの体験動物記
内容説明
コアラの仔は母親の糞を食べる？カレイの仲間のオヒョウの下敷きになって、死にかけた人がいる？パンの実は貧乏な人達の食べ物？北極圏からオーストラリアへ、ブラジルの奥地からスリランカの密林へ、世界中を飛びまわる好奇心のかたまりが語る、さまざまな動物や植物、そして人間についてのとっておきの楽しく珍しい話５７篇。
目次
マンゴー
一口開尽
ザトウクジラ会見記
コディアクヒグマ
オヒョウの里
北の化物たち
虫賞ずるヒグマ
妖怪的借り腹
カピバラ
コアラ
アンタ
ランブータン
シコイワシ
ドラード
マンゴスチン
オオコウモリ
セントバーナード
リカオン
アボカド
バリ島のアヒル
ラベンダー
ウータン物語
カカオの森
南極の北極
椰子酒
タスマニアデビル
プーガ
ブラジル鯉
サウナの旅
狼爪
ラクラクラクダ
ベドウィン
イナリ湖追想
アリクイクイ
再会ブッシュマン
ラクーン相聞
タスマニアの黒鯛
幻のタイガー
ピロートーク
月日星ほういほい〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
20
私のどこで仕入れたのか分からない謎の雑学は、この本によるものが多いみたいです。子供の頃に読んで再読。ムツさん、世界各地で色々な体験をしています。子供の頃はムツさんの下ネタが許せなかったのですが、先日漫画家の五十嵐大介さんに「セックスを書きなさい。動物を知るにはセックスは重要です」とアドバイスをしていて、妙に納得しました。私も若い頃、人間にとってセックスとはなんぞやと考え込んだ事、あったなぁ♪2020/11/13
ooooo0000ooo
1
畑氏の動物話の短編集。凡人の身としては嘘だか本当だか分からないような話だらけだが、相変わらず楽しい。話が短めで詰まっているので、色んな話を楽しめる。個人的にはお勧め。場末の宝石商で猫目石を見つけた際のエピソードが好みだった。2018/07/28
いづみ
1
ムツゴロウさん、世界を飛び回るの巻。北の大地と人々を描いた筆が、ここでも冴え渡ります。動物と人が共に暮らす世界。観光案内でも動物番組でも見えないような生活を、ちょっとだけ覗けるかもしれません。2011/06/17
