出版社内容情報
咬傷からノイローゼ、はたまた種つけ出産のめんどうまで、大奮闘のムツゴロウ氏も、続出する難病奇病にてんてこまい。動物王国にそこはかとなく漂うお色気の風。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
101
実家本。若き日のムツゴロウさんの獣医修行のエッセイ。読みやすくて面白かった。この方の動物愛は日本一、いや世界一かもしれない。ライオンに指を食いちぎられようが、ヘビに首を絞められようが、ニコニコして「よーしよしよし」って言っていられるのがこの本を読んでちょっと分かった気がする。恥ずかしながら、作家としてもこんなにご活躍されていたのを存じ上げず「ムツゴロウの〇〇」シリーズのエッセイがたくさん刊行されていたことに驚き。他のお話も読んでみたいな。2019/08/23
いづみ
2
ムツゴロウさんの博学さと確かな医療技術が垣間見える一冊。いつもの動物への愛情と同時に、科学者として、また医療従事者としての鋭い目が光ります。2011/05/31
春雨
2
三十年近く前の作品であり、獣医療や動物福祉の考え方の描写に現在との違い、年月の流れを感じる。文章から伝わるムツゴロウさんの動物への愛が半端ない。他の「ムツゴロウの」シリーズも読もう。2009/03/14
moon.ex
1
意外と面白く半日で読んでしまった。牛や馬犬などの話は興味深く、ときどき親父ギャグ的なやりとりも飽きさせずによかったかな?犬の虫歯と骨の無いあれの骨折の話が残るな。2024/03/28
ふ
1
ユーモアあふれる、ダイナミックなムツゴロウさんの獣医修業。お世話になった先生方の自論も興味深いです。ムツゴロウさんの本を読む度、少しずつ考え方が自由になっていける気がします。2015/05/01