出版社内容情報
北海道の大原野に出現したイヌ、ネコ、ウマ、キツネ等の動物たちと人民わずか九人の動物王国。国造りに励むムツゴロウ大王をめぐって次々に巻き起る珍事件の数々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
22
あとにも先にも、ムツゴロウさんのような人は現れないんだろうなぁ。本格的に生物学の知識があり、生物に関する観察力もあり、行動力もある!王国を維持するためにたくさんの文章を残してくれていて、ありがたい事です。2020/11/11
いづみ
2
名高い「動物王国」、ついに建国。国民たるヒトと動物たちの過ごす日々は実に生き生きとしたものです。むしろ国外の人間の方がよっぽど珍妙だったり? 一年目から多様なエピソードがてんこ盛りの、笑えたりほろりと来たりと密度の濃い一冊。2011/05/26
つちのこ
1
文春文庫版。1983年頃読了
ふ
1
動物王国の勢いを感じます。映画づくりにも力が入っており、後に「子猫物語」に繋がっていくのだろうな~。子供の頃、テレビ番組を見て憧れていた動物王国。やっぱり素敵な王国であったな~と思います。しかし、生半可な気持ちでは住めない王国であることがわかりました。2015/03/13