出版社内容情報
現代知識人の盲点を鋭くついた歴史的名講演「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、「知の巨人」の到達点を知るシリーズ第三弾。
「知の巨人」の思索がたどり着いた到達点
現代知識人の盲点を鋭くついた歴史的名講演「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、「知の巨人」の到達点を知るシリーズ第三弾。
内容説明
戦後の混乱する思想界に衝撃を与えた「私の人生観」、柳田国男が目指した学問世界の意義を正確に読み解き、現代知識人の盲点を鋭くついた「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、話し言葉による新しい批評表現の可能性を示した画期的な書。「知の巨人」の思索がたどり着いた到達点を示すシリーズ第三弾。
目次
信ずることと知ること
生と死
美を求める心
ゴッホの病気
ドストエフスキイ七十五年祭に於ける講演
喋ることと書くこと
政治と文学
悲劇について
表現について
私の人生観
歴史と文学
文学と自分
著者等紹介
小林秀雄[コバヤシヒデオ]
1902年東京生まれ。東京大学フランス文学科卒業。29年雑誌「改造」の懸賞論文に「様々なる意匠」が当選、文藝批評家としての道を歩み始める。以降、その対象を絵画、音楽など広い芸術ジャンルに広げて活躍、批評家としての確固たる地位を築く。53年『ゴッホの手紙』で讀売文学賞、58年『近代絵画』で野間文芸賞、78年『本居宣長』で日本文学大賞を受賞。59年芸術院会員、67年に文化勲章受章。83年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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