文春文庫<br> 菜の花の沖〈3〉 (新装版)

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文春文庫
菜の花の沖〈3〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167105884
  • Cコード C0193

内容説明

蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

81
とうとう千五百石船の辰悦丸を手に入れた嘉兵衛。人目を引く巨船のおかげでますます人脈も広がり、ついに年来の憧れだった蝦夷地へと勇躍します。嘉兵衛の立身により物語の世界も広がり司馬さんの「余談」もますます深まり読み応えありました。北海道の歴史はやはりロシアを抜きには語れない。今後の展開が楽しみです。2021/03/22

k5

78
ついに蝦夷地に行った嘉兵衛。アイヌを未開のままとどめ、搾取を続ける松前藩と、最上徳内らを派遣して内偵を行う幕府。緊張感の中で嘉兵衛の冒険が深まっていくのを感じる気持ちの良い(政治的状況はそうでもないけれど、物語の展開として)巻です。なんでまたこんな過酷な蝦夷地を嘉兵衛が目指すのかと、モチベーションについて思うとき、司馬遼太郎の言うところの「北方への憧れ」というものを解き明かしてみたくなります。江戸時代の日本人にとって唯一到達可能な極地みたいな説明はあったけど、それだけじゃなく。2023/01/22

優希

78
嘉兵衛は遂に蝦夷地へと訪れます。憧れの土地に足を踏み入れた想いが伝わってきました。感受性も膨らんでいったようで、精神的に研ぎ澄まされていくようにも見えます。船長や商人という顔を持ちつつも、本質は冒険を夢見ているのではないでしょうか。2019/01/14

TATA

65
とうとう嘉兵衛はかねてより夢見ていた蝦夷の地に足を踏み入れる。北の果てに到達してそこでの更なる活躍を見据える。そして想いを持つ嘉兵衛にはそういった人たちが引き寄せられ新たな道も開けていく。ほんとにこの人、とことん好奇心が原動力になる人なんだな。ここまで素直に衝き動かされる人を羨ましく感じてしまう。2022/07/28

やっちゃん

59
蝦夷に着いた時の嘉兵衛の高揚感がすごいいい。商人というか探検者のそれであった。こちらもワクワクしてしまう。改めて未開の地が多かったこの時代が羨ましい。1000年後に振り返れば現代にも未開の地はあるのかもしれないけど。2022/11/19

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