出版社内容情報
相次ぐ抗争で多くの志士の血が流れたが、竜馬の奔走によって大政奉還が実現、日本は救われる。維新政策には竜馬の精神が生きていた
内容説明
池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
377
長州と会津が互いに宿敵のように憎み合うのはわからなくもない。なにしろ、今にいたるまで遺恨を残しているくらいであるから。幕末にもそうであったが、維新後に及ぶまで長州の会津に対する仕打ちは苛烈であったようだ。そして、長州はまた薩摩とも互いに憎しみを燃やしあってていた。これまた蛤御門の変だけではなく、互いに相容れない要素が多々あったのだろう。司馬遼󠄁太郎によれば、薩摩藩はあの時代にありながら、稀に見る外交力を有していた。それは遡れば、関ヶ原戦後からして既にそうであったようたわ。一方の長州藩はというと、⇒2026/05/14
再び読書
153
竜馬の試練、考え方が楽観的で粘り強い、日本の為にとの信念が人の心を打つ
カピバラKS
123
●五巻は蛤御門ノ変だ。長州の猛烈な兵勢が薩会によって惨憺たる壊滅に至るまでの激闘を、白熱血風とともに魅せる。●とはいえ本巻は、こうしたアツく激しい戦闘シーンばかりではない。ユルいほのぼの日常シーンも面白く観せる。●竜馬は愛妻おりょうの「暗いうちから一生懸命」作った手料理を口にして「なるほど、お前の料理はうまい」という。カピバラKSでも作れそうな塩っ辛い干物だが、頑張って呑みくだし、情けなさそうに褒めるのだ。●緩急自在のストーリー展開に惹き込まれる。2025/11/12
金吾
120
◎禁門の変に引き続く長州成敗の時期で、薩摩の影響が多大になってきました。この作品においては竜馬、西郷隆盛、勝海舟が大人物であり、長州人はやや小粒に描かれています。実際はわかりませんがこのような長期間のベストセラーのイメージは世間に定着しているのだろうなと思いました。2020/08/12
ゴンゾウ@新潮部
108
池田屋事件、蛤御門の変で長州藩は朝敵となる。この争いで久坂玄瑞をはじめ多くの志士の生命が犠牲になる。あくまでも時勢を見極め命にこだわり倒幕を目指す龍馬。いよいよ西郷隆盛が登場し龍馬と対面する。ふたりの英雄の出会いが日本の運命を変える。それにしても勝海舟は凄い。2018/01/07
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