出版社内容情報
相次ぐ抗争で多くの志士の血が流れたが、竜馬の奔走によって大政奉還が実現、日本は救われる。維新政策には竜馬の精神が生きていた
内容説明
池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
147
竜馬の試練、考え方が楽観的で粘り強い、日本の為にとの信念が人の心を打つ
金吾
113
◎禁門の変に引き続く長州成敗の時期で、薩摩の影響が多大になってきました。この作品においては竜馬、西郷隆盛、勝海舟が大人物であり、長州人はやや小粒に描かれています。実際はわかりませんがこのような長期間のベストセラーのイメージは世間に定着しているのだろうなと思いました。2020/08/12
ゴンゾウ@新潮部
106
池田屋事件、蛤御門の変で長州藩は朝敵となる。この争いで久坂玄瑞をはじめ多くの志士の生命が犠牲になる。あくまでも時勢を見極め命にこだわり倒幕を目指す龍馬。いよいよ西郷隆盛が登場し龍馬と対面する。ふたりの英雄の出会いが日本の運命を変える。それにしても勝海舟は凄い。2018/01/07
HIRO1970
103
☆☆☆2008/07/05
優希
101
時代の緊迫感を見たようでした。池田屋ノ変、蛤御門ノ変と立て続けに怒る事件からは血生臭さを感じます。海軍塾の解散も竜馬にとっては自身の計画を無にされた事柄に違いないでしょう。西郷隆盛と初めて会いますが、このことが時代の躍動につながっていくのだと思います。2019/02/15
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