出版社内容情報
青春小説の名作が読みやすくなって再登場。前半は、奥手だった幼年期から、剣術修行、脱藩、勝海舟との出会いと海軍塾設立までを描く
内容説明
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
262
第6回(1968年)NHK大河ドラマ原作。やはり龍馬は面白いし、わくわくする。坂本龍馬という人物のどこに司馬遼太郎は眼をつけ、描こうとしたのか。2010/07/31
再び読書
227
言わずと知れた竜馬物のバイブル。日本史の中で幕末がどうも好きになれなかった印象が一変した。最初からぐいぐい引き込まれていく。
mura_ユル活動
208
面白いところがあり電車の中でニヤりッとしながら読みました。今後竜馬はどのように変わっていくのかが楽しみ。2011/10/19
おしゃべりメガネ
190
いよいよ&遂に司馬先生の本シリーズが幕をあけてしまいました。あらゆる雑誌や様々な方がオススメでとりあげている本作ですが、今さらながら手にとってみると、本当に面白く、どうして今まで本作を読んでないこなかったのだろうとひたすら後悔しかありません。とにかく主人公「坂本龍馬」のキャラがイキイキと描かれており、どのシーンも臨場感にあふれ、傑作中の傑作なのは間違いなく、疑う余地が全くありません。この先しばらく?は本シリーズを読み続けるコトができるなんて、本当に素晴らしすぎますね。さて、早速第2巻へ行ってまいります!2020/08/20
HIRO1970
151
☆☆☆2008/07/01