出版社内容情報
歴史小説で評論で対談でと、さまざまな形で「日本」を論じ続けてきた著者が、そのエッセンスというべきものを綴ったベストセラー
内容説明
日本は世界の他の国々とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている。長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起し、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研澄まされた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあかす白眉の日本人論。
目次
この国のかたち
朱子学の作用
“雑貨屋”の帝国主義
“統帥権”の無限性
正成と諭吉
機密の中の“国家”
明治の平等主義
日本の“近代”
尊王攘夷
浄瑠璃記
信長と独裁
高貴な“虚”
孫文と日本
江戸期の多様さ
若衆と械闘
藩の変化
土佐の場合
豊臣期の一情景
谷の国
六朝の余風
日本と仏教
日本の君主
若衆制
苗字と姓
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