感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
naginoha
54
この大スペクタクルもようやく完結。読了してまず、精根尽き果てたというのが率直な所。後書を見るとこの作品を完成させるのに司馬さんは一番脂の乗っている40代の全てを費やしたそう。そりゃ読む方もエネルギーを使うわ。司馬さんは、この作品の描く明治という特異な時代を表現するには戦争を書かざるを得ず、そこに間違いがあればこの小説の価値がなくなるという切迫感を持ちながら書いたという。おかげで読者である私は、明治の空気と人と人生に触れることができたと思う。3.5/52020/10/06
MJ
23
「敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス。本日天気晴朗ナレドモ浪高シ。」秋山文学と呼ばれた電文送信で始まった日本海海戦は、ロシアバルチック艦隊の全滅、日本艦隊の圧勝に終わる。そして、坂の上の雲を目指した明治日本に終焉が訪れた。2020/10/18
マッサー
17
日本を誇れる気持ちにさせてくれる。 何度読んでも飽きることがない本。❗️❗️❗️❗️❗️2022/12/19
Ryunosuke Moriai
10
長かった日露戦争と、それにまつわる物語もとうとう終了。本作では、乃木希典はいいところがほとんど描かれていなかったのですが、以下を読んで納得。『旅順のくだりを書くにあたって、多少、乃木神話の存在がわずらわしかった。それを信奉されているむきからさまざまなことを言ってこられたが、別に肯綮にあたるようなこともなかったので、沈黙のままでいた。(中略)乃木希典という人については、私はすでに「殉死」においてかいた。この「坂の上の雲」にかれが登場するについては、この作品の主題上、かれの人間について触れることを(続く)2024/07/10
はな
10
1900年当時もロシアは、専制君主ニコライ二世が国力増強と私利私欲の為、満州のみならず朝鮮にまで進出しようとしていた。これは日本国にとっては脅威で、ロシアの軍備力増強が進捗する前に戦いを挑んだ。どう考えても国力と資力技術力ではかなうはずがなかった。しかしながら我が国は団結力、頭脳、精神力でロシアを破った。120年を経て、またロシアは領土欲からウクライナに侵攻した。ウクライナも日本同様の状況だが、勝つチャンスはあるかもしれないと思った。2024/01/27
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