出版社内容情報
日露戦争に存亡を賭けた日本は、瀬戸際に立たされていた。旅順のロシア軍大要塞が陥ちないのだ。その上、敵大艦隊も迫って来た。明治の群像を描く感動の大河小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッサー
16
日露戦争が開戦、遼東半島での海戦では、秋山真之が参謀として活躍、陸戦では秋山好古率いる騎馬隊が活躍。2022/02/11
Aiichiro Nakajima
10
日露戦争2020/08/29
Ryunosuke Moriai
9
「ヨーロッパにおける諸国間での外交史をみても、一強国が他の国に対する例として、ここまでむごい嗜虐的外交というものは例がない。白人国同士では通用しない外交政略が、相手が異教の、しかも劣等人種とみられている黄色民族の国ともなると、平気でとられるというところに、日本人のつらさがあるであろう。」(p.178) 主人公である秋山兄弟や正岡子規はもちろんのこと、キーパーソンである伊藤博文や東郷平八郎、その他登場人物をこれでもかと掘り下げてみたり、一瞬村上海賊が出てきたりと物語の重厚さはどんどん増しますが、まだ3巻。2024/06/05
かおりんご
6
ついに旅順で廣瀬が死んだ!なんだかあっけない。バルチック艦隊との決戦はまだまだなのかな?今後の展開も気になります。2013/04/22
たっちゃん
4
日露戦争がいよいよはじまりました。どうやって日本はロシアに勝利するのか。読み応えがあります。ありがとうございました。2019/03/15