文春文庫<br> 竜馬がゆく 〈3〉

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文春文庫
竜馬がゆく 〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167105112
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

脱藩した坂本竜馬は勝海舟と運命的な出会いをする。世の中は寺田屋事件などでにわかに騒然としてくるが、竜馬の関心はひたすら海に向けられてゆく。幕末青春小説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

42
面白くなってきた。 「坂竜飛騰」 自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、その上で芝居をするのだ。 事をなさんとすれば、智と勇と仁を蓄えねばならぬ。 事をなすにあたっては、人の真似をしちゃいかん。 と、すごい話もあれば、羽織のヒモの房から飛ぶつば。女性達との絡みも面白い。2020/12/30

Hugo Grove

18
竜馬の漠然としていた夢が形を取り始めてきた。やるときにはやる。これが男だ。竜馬が光り輝く。ああ、おもしろい。さあ、続きだ。2017/02/27

読書初心者

18
読破!勝海舟って芸術家と思ってたんだけど、幕府側の人間でなおかつ開国派で軍艦関連の仕事に就いていた!そんな彼に惹かれた竜馬はアメリカのような選挙によって選ばれるリーダーが選挙をする人の為に動く国を作りたいと考えている!尊王攘夷派とかは単に幕府を倒し朝廷に重きを置いていたため彼の考えはいいとは考えられなかった!2016/02/02

清作

14
再読。この巻では脱藩後、運命の人物二人“勝海舟”“おりょう”と出会う。尊攘派の志士が佐幕派を殺戮していたのに対し、勝と出会った竜馬は自分が成すべきことは海軍であり貿易であると悟り、やっと本格的に行動し始める。また数々の女性から恋い慕われていた竜馬だが、おりょうと出逢ってすぐに彼女を嫁にすると決めている。この二人との出会いが彼の人生を大きく変えたのだと思う。 この巻の中で「議論は重大な時しかしない。議論に勝っても相手の名誉を奪うだけ」とあるが、これが竜馬が人間関係を円滑にする秘訣なのだと思い参考になった。2012/02/21

たつきち

13
いままでは、竜馬の目を借りて幕末を見ているという感覚だったが、勝麟太郎と遭遇してからは、竜馬自身が走り出した。蒸気船に乗って大阪に行ったり、兵庫に海軍学校をつくろうとしたりと、散々法螺吹きと馬鹿にされた「黒船を手に入れる」という夢が、少しずつ現実になっていく。ついに竜馬が動き出す、読んでいて気持ちがいい一冊でした。2016/10/28

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