文春文庫<br> パリ―世界の都市の物語

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文春文庫
パリ―世界の都市の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 1冊/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167102043
  • NDC分類 235
  • Cコード C0122

出版社内容情報

これからは国境を越えて都市の時代。歴史と文化の深い知識をわかりやすく解説。パリに着いたその日からパリ市民になれるガイド!

内容説明

政治に文化に世界をリードしてきた都市パリは、いま二十一世紀に向けて新たに大きな変貌を遂げようとしている。その変化の五つの柱は、芸術、科学技術、歴史、スポーツ、コミュニケーションである。著者とともに、パリの街角を逍遙しつつ、歴史と文化の旅をし、この街の近未来を見据える。時代を超えた世界都市・パリの総合ガイド。

目次

1 着いたその日から、パリ市民―鏡の文化論(パリには人情がある―旅人文化の街;世界都市の要件 ほか)
2 才子は馬車に乗り、天才は歩く―十八世紀パリの生活文化(パリの小春日和;肉を謝絶するための祭り、カーニヴァル ほか)
3 パリの原風景―中世のパリ(仰ぎ見るノートル・ダーム;堂内は耳と鼻の別世界 ほか)
4 十九世紀の輝き―近代のパリ(パリは三度光る;エッフェル塔―鉄文明の到来 ほか)
5 二十一世紀に向うパリ―五本の柱(百年に一度の歴史的な転換期;現代の箱舟グランド・アルシュ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
パリの話よりも仏全般の話が面白い。「フランス革命が打倒せねばならなかったのは、世俗の領主・貴族権力などではない。そんなものは…十八世紀には無力化されていた…打倒されねばならなかったのは、世俗貴族ではなく聖界貴族、つまりカトリック教会であった。…ではなぜフランス革命は、カトリック教会を自らの敵として矢面に据えなかったか…教会がパリと同じく、あまりにも世俗世界に開かれすぎていたからである…フランス全土…身内とか知り合いにカトリック教会関係者がいた…それらのすべてから切れており、どこの利益代表にもならなかった」2022/10/15

ロバーツ

1
世界の都市の物語の第1冊。 高校時代に聴いた著者の講演を思い出した。西へ西へ。本書も講演とほぼ同じ時期に書かれている。パリに行く時には再読しよう。2019/02/25

中島直人

1
パリについての作者の随筆。イマイチついて行けず楽しめず。残念…2013/07/22

真夏みのり

1
クロワッサンは現在フランスの代表的なパンになっているが、マリーアントワネットが実家のウイーンからもってきたものである。ウィーンでは現在も「クロワッサン」が「キプフェル」という名前で作られている。2011/05/03

ponnelle

0
他のパリ本にも多いのだけど、パリで自国民ではなく外国人にもメトロの乗り換えなどを聞いたりするのは、別に「パリ市民はすべてがある意味で、旅人なのだ」とかいう薄ら寒いことではなく、ただ単に見た目は外国人でも、そこに数十年、あるいは数世代にわたって住んでいる人かも知れず、はたまた自国民に見えても、昨日来たばかりの観光客かもわからないだけの話。つまり、もし外国人と決めつけて話しかけて、自国民だった場合、大変な失礼にあたるからそこんところ気をつけているだけです。2011/07/01

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