文春新書<br> 令和の米騒動―食糧敗戦はなぜ起きたか?

個数:
電子版価格
¥950
  • 電子版あり

文春新書
令和の米騒動―食糧敗戦はなぜ起きたか?

  • ウェブストアに127冊在庫がございます。(2025年11月15日 00時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166615094
  • NDC分類 611.33
  • Cコード C0295

出版社内容情報

いまも真っ只中の”令和の米騒動”。米価格の値上がりは政府備蓄米の放出、輸入拡大などでいったん沈静化したように見えつつも、市場への米供給が足りていないことが明白になった。温暖化による米の不作もその一因だが、より根深いのは長年にわたって推し進められてきた減反政策、アメリカからの米の輸入圧力を飲み、農家の収入不足、高齢化問題などに積極的な策を講じなかった農政の失敗という構造的な要因だ。

この数年でパンデミックを経て戦争が頻発し、インフレが問題になり、関税交渉の中でコメの輸入措置を飲むことにもなった。恒常化しつつある酷暑で米の不作が大きなリスクとなっている。農政の大きな転換ははかられるのか? 先送りされてきた日本人の主食・米をめぐる問題をどう着地させたらいいのか。
『食の戦争』がベストセラーとなった第一人者の著者による構造分析と緊急提言!


【目次】

内容説明

「令和の米騒動」はなぜ起きたか?それは農協など流通の問題ではない。長年続いた減反政策ゆえのコメ不足と農家疲弊、つまり農政の失敗にこそ原因がある。日本人の主食であるコメを守るためにはどうしたらいいのか。食料安全保障の第一人者が問題の構造と処方箋を描き出す。

目次

はじめに 国産米が消える日
第1章 「令和の米騒動」の本質は何か
第2章 コメ農家が消える前に
第3章 食料自給率わずか38%の日本を襲う“クワトロショック”
第4章 農家を助けながら消費者が安いコメを食べるために
第5章 再生への道 自立した農と食を取り戻す
おわりに 「ローカル自給圏」構築のうねりを

著者等紹介

鈴木宣弘[スズキノブヒロ]
1982年、東京大学農学部農業経済学科を卒業し、同年、農林水産省に入省。15年ほど主に貿易問題、国際交渉担当などを担った後に退職。1998年、九州大学農学部助教授、同大学院農学研究院教授を経て、2006年9月から東京大学大学院農学生命科学研究科教授(農学国際専攻)。2024年から同特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
スーパーからコメが消え、過去最高の小売価格を記録した「令和の米騒動」。食料安全保障の第一人者が問題の構造と処方箋を提示する1冊。政府備蓄米の放出、輸入拡大によって事態は一時的に沈静化したものの、市場へのコメ供給が足りない構造的な要因にどう対処していくのか。生産調整政策の限界、低い米価による農家の疲弊、高齢化問題、パンデミックを経て戦争が頻発し、米関税交渉といった対外的な要因も絡んでいて、米欧州の保護政策についての知見や農家への直接支払制度、増産・備蓄やローカル自給圏の推進など様々な提言は参考になりました。2025/11/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22919641
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品