文春新書<br> 子どもは誰のものか?―離婚後「共同親権」が日本を救う

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文春新書
子どもは誰のものか?―離婚後「共同親権」が日本を救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166614936
  • NDC分類 324.64
  • Cコード C0295

出版社内容情報

国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。「子どもの最善の利益」を第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。

◎離婚のトリセツ「共同養育計画合意書」収録

■■子ども、夫、妻、そして祖母――
全国の離婚当事者の「声なき声」を集めた必読の書■■

・変わり果てた息子の姿(NIさん)
・残された絵本とベビー靴(MRさん)
・周到に準備された昼逃げ(MAさん)
・探偵を雇って妻と娘を探した(KHさん)
・身に覚えのないDVで即日「退去命令」(YSさん)
・措置入院を経て、執念で子どもを連れ戻した母親(SYさん)
・日時を決めても会えない(HWさん)
・親権と監護権を分けたことが裏目に(HYさん)
・マジックミラー室での対面(IYさん)
・罪悪感を持ちながら母親に会っていた(IRさん)
・パンツ一丁で逃げ出した(YMさん)
…ほか

「両親の離婚で子どもの心は置き去りにされてきた。子どもは物ではない。不幸のガラパゴスにおける最大の被害者は子どもである」(「はじめに」より)

第一章 単独親権のもとでの悲劇
第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界
第三章 フェミニズムと共同親権反対運動
第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道
第五章 日本の家族の未来

内容説明

国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。子どもの幸せを第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。

目次

第一章 単独親権のもとでの悲劇(夫婦の別れは子との別れ 続いてきた「縁切り文化」;問題を「自分事化」して解決を探るパーソナライゼーション ほか)
第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界(明治民法以来の一二六年ぶりの改正;民法改正の機運が高まった背景 ほか)
第三章 フェミニズムと共同親権反対運動(日本の家制度への疑問;学生時代に感じたフェミニズムへの違和感 ほか)
第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道(子どもの幸福度は先進国最下位クラス;父と母との間で揺れる子どもの心 ほか)
第五章 日本の家族の未来(少子化という「静かな有事」;サル学に学ぶ 人間の「共同保育」の原点 ほか)

著者等紹介

嘉田由紀子[カダユキコ]
1950年、埼玉県本庄市の養蚕農家生まれ。熊谷女子高校卒、京都大学農学部卒、京都大学大学院博士後期課程修了、米ウィスコンシン大学大学院修士課程修了、京都大学農学博士。滋賀県立琵琶湖博物館総括学芸員、京都精華大学教授を経て2006年、滋賀県知事に初当選。2014年に勇退し、びわこ成蹊スポーツ大学学長に就任。元環境社会学会会長。2019年に参議院議員当選。世界各国でのフィールドワーク研究に基づく比較社会学的観点から政策を提案。本書では全国40名以上の離婚当事者の声を聞いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いっしー

1
人はン゙十年年昔の悪習(差別、隔離等々)を聞くと、「今ではあり得ない。信じられない」と、昔を批判し、今に安堵する。しかし本書にあるような、子の連れ去り、引き離し、は今も日本に現存する問題だ。それを分かりやすく、インタビューも交えて問題提起しているのが本書だ。十年後に振り返ると「親権が片方にしか無い時代があったんだって。信じられない」という世の中になっていることだろう。2025/05/25

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