文春新書<br> カウンターエリート

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カウンターエリート

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166614929
  • NDC分類 309
  • Cコード C0295

出版社内容情報

トランプ ヴァンス 石丸伸二 尹錫悦……
なぜ破壊者は台頭するのか。

「何かが間違っている」。そう主張し、政府やメディアなどを「既得権益化したエリート」として批判する〝カウンターエリート〟が支持を集め、世界中で地殻変動が始まっている。シリコンバレーで生まれた彼らの思想を手がかりに、その背景や論理、これから起こる変化を徹底解説。ニュース解説メディア『The HEADLINE』編集長、初の著書。

■トランプ2.0以後の世界を読み解く必読書■

大統領に再選したドナルド・トランプ大統領、影響力が増すイーロン・マスク、ゼレンスキー会談で注目を集めた副大統領のJ.D.ヴァンス?彼らに共通するのは、既存の「リベラルな秩序」に挑戦するカウンターエリートという潮流だった。
彼らは単なる「反エリート」ではなく、自らの「何かが間違っている」という主張を掲げ、支持を広げている。背景にあるのは、世界的投資家ピーター・ティールや暗黒啓蒙の思想家カーティス・ヤーヴィンらが支持する「奇妙な右翼サブカルチャー」だ――。
なぜリベラルなシリコンバレーは、保守派に転向しつつあるのか?なぜ世界で同時多発的に、新たな政治家が台頭し、既存秩序を揺るがしているのか?石丸現象や兵庫県知事選、韓国の戒厳令などに共通する背景とは?
リバタリアンからポッドキャストに台頭するマノスフィア文化、反Wokeまで広範な思想を読み解く。

●目次
はじめに
第1章 選挙イヤーに誕生したカウンターエリート
第2章 ピーター・ティールの思想
第3章 シリコンバレーの欺瞞
第4章 カウンターエリートの導師
第5章 利己的なリバタリアンか、反Wokeの差別主義者か
第6章 そして世界に広がった
第7章 カウンターエリートが台頭する三つの理由
第8章 カウンターエリートがもたらすもの
おわりに

内容説明

トランプ、ヴァンス、石丸伸二、尹錫悦…なぜ破壊者は台頭するのか。『The HEADLINE』編集長イシケン、初の著書。カウンターエリートの台頭は、政治やテクノロジー、メディア、カルチャーの地殻変動の隙間に登場した現象である。

目次

第1章 選挙イヤーに誕生したカウンターエリート
第2章 ピーター・ティールの思想
第3章 シリコンバレーの欺瞞
第4章 カウンターエリートの導師
第5章 利己的なリバタリアンか、反Wokeの差別主義者か
第6章 そして世界に広がった
第7章 カウンターエリートが台頭する三つの理由
第8章 カウンターエリートがもたらすもの

著者等紹介

石田健[イシダケン]
ニュース解説メディアThe HEADLINE編集長。1989年、東京都生まれ。日テレ系『DayDay.』はじめTVやラジオなど多数の番組でコメンテーターを務める他、J‐WAVE『JAM THE PLANET』パーソナリティも担当。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程(政治学)修了後、創業した企業を東証プライム上場企業に売却して現職。テクノロジーや人権イシュー、政治思想、東アジアの近現代史などに関心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

138
世界政治を主導してきたリベラル民主主義とグローバリズムだが、どうしても政治的経済的に恵まれない層も生まれた。「何かが間違っている」という彼らの不満をいち早く取り込んだトランプに、主流派から排除されていた右派の政治思想家が合流して自らの主張の実現を図っている。現行のシステムを破壊して既得権益に執着するエリートを放逐し、自分たちが主導する新体制の構築が目的だ。そんな支配エリート層の交代を巡る攻防戦に、自由な活動を妨げるリベラル派を嫌うテックエリートの一部も右派に協力する。アメリカは幕末維新と似た状況下にある。2025/07/27

よっち

33
政府やメディアなどを既得権益化したエリートとして批判するカウンターエリート。なぜ彼らが支持を集めて台頭するのか、これから起こる変化を解説する1冊。反エリートではなく何かが間違っているという主張を掲げて支持を広げているカウンターエリート。保守派に転校しつつあるシリコンバレー、既存秩序を揺るがす新たな政治家の台頭する背景、それが何をもたらすのかを解説していて、現状維持が問題を解決するわけではないとは感じるものの、彼らがSNSも駆使してリベラルな秩序を間違っていると破壊した未来に希望を見出すのも難しいですね…。2025/05/27

しゅん

14
トランプ大統領二期目に、なぜイーロン・マスクをはじめとするテック企業の成功者たちが参入しているのか。本書は、既存の国家政治に対する「何かが間違っている」という思いが、テックエリートと合衆国の低所得層で共有されていると説明する。その一番のキーパーソンがピーター・ティールであり、幼少期から才能をみせつけてきたエリートが、官僚エリートを批判する思想を描いていく。本質的に必要な進歩を抑圧しているのがリベラル・デモクラシーであり、多様性の主張は悪質な目くらましに過ぎないという思想が示されていく。2025/07/16

読書一郎

14
ドナルド・トランプの再選、その背後にいるシリコンバレーの大物たち、ドイツやフランスでの極右政党の躍進、日本の石丸現象…これらを読み解く鍵が「カウンターエリート」です。既存のエリートや社会システム、価値観を否定する新しいタイプのエリートのこと。本書では、彼らの背景や同床異夢とも言うべき内実を教えてくれます。現代社会やリベラリズムがいろいろ限界を迎えているのは間違いないと思うのですか、どう再構築するかはとても難しい問題ですね。私はヴァンス副大統領に期待していたのですが、彼もなかなかたいへんな人のようだし…2025/05/25

はるき

13
今アメリカで起こっているあれこれの根底に流れる思想について分かりやすく解説。政府を否定し規制を否定し、新たな理想郷を夢想する。でもなあ、いくら頭が良くてもなあ、人の話に耳を傾けられない奴は駄目だと思うんだよなあ。エリートを否定する超エリートの皮肉。方丈記とか読んだ方が良いと思う(真面目に)。2025/07/03

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